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社会保険労務士試験の受験申込者数減少について考える2
社会保険労務士試験の受験申込者数減少について考える1では、企業のリストラが一段落したことが社会保険労務士試験の受験申込者数の減少と関係しているのではないかという見方をご紹介しました。
しかし。他の士業についてはは、落ちていない士業もあることから、上記の点も確かに理由としては納得できる点があるけれども、それがすべてではないのではないだろうか、という個人的な感想をご紹介しました。
では、それ以外に何か考えられる理由があるでしょうか?
私が個人的に危惧しているのは、社会保険労務士という資格、仕事自体に、資格試験を目指す人たちが魅力を感じなくなって来ているのではないかという点です。
一般に資格試験を目指す人の動機というのは、いろいろとあると思いますが、やっぱりこうした独立できる国家資格を目指す方のいちばんの動機は、後々独立したい!ということなんではないかと思うのですが・・・。
その場合、一番ポイントになるのは、なんだかんだ言っても、資格を取得して独立した後食べて行けるか、儲かるか、ということなのではないかと思います。
そうした点から見て、社会保険労務士は果たしてどうなんだろうかと私などは考えてしまうわけです。
受験申込者数、気になったので調べてみましたで調べた通り、受験申込者数が減っていない資格はあるのです。それどころか、増えている資格すらあります。
なんとな〜く、そういう資格は、社会保険労務士よりは独立後に儲かりそうなイメージが・・・。
イメージで物をいうな、と言われそうですが、いえいえこういうイメージによって人気が上がったり下がったりするのですからイメージというのも大切です。
私だって、もしこれから資格を取るとしたなら・・・社会保険労務士よりも○○士にするかもしれません(笑)。
ま、それは冗談としても、インターネットの普及などで、社会保険労務士に関する情報が非常に一般的になってきているように思うのです。
資格を取って独立した後、なかなか簡単には食えない、というようなことも、すでに常識のようになっています。もちろん中には初年度から軌道に乗って大変な勢いという人もいるかもしれませんが、あくまでも一般的に言って、という意味です。
少々話が本筋から逸れますが、独立後については、確かに本人次第ではあるのですが、よほどの能力を持っているか、よほどの運を持っているか、よほどの根性を持っているか、何かしら特殊な能力を持っていないと、簡単には報われないです。
そこまでの苦労をするくらいなら、勤め人をしていた方がよほど良いと思うことも良くあります。
これは現にそうなのだし、隠しておいても仕方のないことですが、そういう情報を聞いた方としては、同じ難しい試験に合格して独立を目指すなら、できるだけ独立後に商売になりやすい資格を、と思うのは当たり前の話だと思います。(もちろん他の資格だって実際に商売にするまでには大変なんですけどね。)
そういう意味では、私たち現役の社会保険労務士が、もっともっとこの仕事は大切な仕事で商売も儲かるんだよ、ということを、実際に実現して行かないとならないのではないかと思います。
受験申込者数がジリ貧になってからでは遅いです。数が少ないということは、何にも増して辛く切ないことです。勢いもなくなりますし、数が少ないと、物事は何ひとつ通りません。
例えば、現在は書店に行って資格取得のコーナーに行きますと、社会保険労務士関係の参考書は、メインの棚をしめています。これは、受験者数が多く、売れるからです。しかし。人気が落ち、受験者数が減ってくれば、やがてメインの棚からは締め出されます。そうなると、ますます知名度も低くなり、ますます人気が落ち・・・という悪循環に陥りかねません。
「数が少ない」ということは、こうした事態が社会的にあらゆる場面で進んでしまう危険性を含みます。
もう少しこの受験申込者数という数字には、神経を尖らせた方が良いように思います。私は継続してウォッチして行こうと思っています。
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