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2007年01月23日

社会保険労務士試験の受験申込者数減少について考える1

第38回社会保険労務士試験について感じたことでお伝えした通り、 社会保険労務士試験受験申込者数は、平成17年、 18年と2年続けて前年から減少しました。

なぜなんでしょうか?素朴な疑問。

ということでない知恵を絞っていろいろ考えていたのですが。

ある分析では、企業のリストラが一段落したことが大きいのではないだろうか、ということでした。

確かに、数年前リストラの嵐が吹き荒れていた頃、いつ会社からリストラを宣告されるかわからない、 それどころか明日には会社がなくなっているかもしれない、という状況の中では、いざというときのために資格取得を目指すサラリーマン・ OLが増えるというのは理解できます。

また、働きながら取得できる資格で、かついざというときに独立もできる資格となるとかなり限られてきます。行政書士社会保険労務士というあたりの資格は、そういう数少ない資格のひとつですから、 サラリーマン・OLの危機感の高まりに伴ってこれらの資格の人気が異常なまでに高まり、リストラが一段落するとともに、 人気も一段落したというのは確かに説得力のある説のように思われます。

ああなるほどなあ、と思いました。

社会保険労務士、行政書士ともにほぼ似たような動きをしているというのもなんとなく肯けるところです。

しかし、やはり気になるのは、中小企業診断士税理士といった資格については、必ずしも受験者数が減少していない、それどころか上昇しているケースもあるという点です。

確かに社会保険労務士や行政書士ほどには、「働きながら取れて独立も可能」といったイメージは薄いかもしれませんが、ゼロではない。 それどころか相当数そういう方も存在していると考えられます。

にもかかわらずこれらの資格はリストラ一段落の影響をまったく受けないで、社会保険労務士と行政書士は大きく影響を受けた、 というのことになると・・・。ちょっと首をひねりたくなりますね。

というわけで、この説については、理由のひとつとして確かに納得できるけれども、 これだけでは説明できかねる点も含んでいるということになりそうです。

つづく

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